ENGLISH Taxi

全国通訳案内士 島村政明 プロフィール
大阪初、日本で3人目の Licensed-guide driver。
タクシー(全大阪個人タクシー協同組合・INTERNATIONAL VISITORS TAXI,タクシーセンター大阪所属)と英語観光通訳のハイブリッド、関西一円、伊勢神宮、明石海峡大橋、関空、ゴルフ送迎、西国三十三ヶ所等新しい形の通訳案内士です。
車種は、トヨタ アルファード7人乗り フル装備(ムーンルーフ2枚含む)。
音楽は、戦後復興を支えた歌謡曲、プレスリーから洋楽黄金の80’sが好きです。
過去実績
故サマランチIOC前名誉会長、セルゲイ・ブフカ、ウクライナオリンピック会長、故大鵬親方、故高倉健氏、故アップル社、Steve Jobs氏等。
資格・表彰
国内旅行業務取扱管理者
歴史能力検定 日本史2級
英検準1級、観光英検2級、京都検定、なにわ大阪検定各2級、奈良検定1級、ホームヘルパー2級、普通救命講習済、優良個人タクシー事業者6年連続受賞(日本初)、特別優良運転者受賞(大阪府警本部長)、永年運転者表彰(国土交通省)
My Story
英語ガイド観光タクシー「ENGLISH Taxi」代表の、全国通訳案内士 島村政明です。
私はかつて「個人タクシードライバーには将来の夢がある」と魅力を感じ、35歳のときに個人タクシーの営業を始め、その後大阪で初の英会話タクシードライバーになりました。そして8年かけて通訳案内士の国家資格を取得し、現在に至ります。
なぜ個人タクシードライバーになりたかったのか、と質問されることがあります。
ですのでここでは、その経緯と私の思いをお伝えしたいと思います。
タクシー会社に就職
高校を卒業してまもない頃、私は家業である大阪生野区の下町にあるプラスチック工場に勤めておりました。
そして3年経ったある日、弟2人を学校へ進学させるため国際興業タクシーの運転手に就職することにいたしました。
運送会社への就職も考えたのですが、高給でもノルマなどが厳しいと長く続けられる気がしません。
一方、個人タクシーには自由な夢があります。
個人タクシーをして将来はアメリカに住みたいとも思い、タクシー会社への就職を選びました。
タクシー会社にとっては、私が若くしてタクシードライバーを目指すことはかなり珍しかったようです。
個人タクシードライバーになるまで
タクシー会社に就職し大人の世界を見て、ただ稼ぐということに虚しさを感じていた私はあるとき、カーラジオから流れてきたビートルズの歌を聴いて英語を勉強したいと思うようになりました。
そこでタクシーにカセットデッキをつけて、テキストを買ってNHKの基礎英語からビジネス英語まで全てを学習し、英検準一級を合格。13年タクシー会社に勤めた頃、そろそろ個人タクシーの試験を受験したいと思うようになりました。
個人タクシードライバーになるには、試験に合格することが必要です。その試験を受けるには、法人における10年の実務経験と無事故無違反、そして年齢が35歳である条件をクリアしなくてはなりません。法令と地理を学ばなくてはなりませんし、開業資金についても厳しくチェックされます。
ところがあまりオープンに門戸を開かれているものではなく、知り合いに紹介してもらう必要がありました。幸いにも伊丹空港タクシー乗り場で知り合ったタクシードライバーさんのおかげで受験することが叶い、最年少の35歳にして試験に合格、「一般乗用旅客事業者」の資格を得て個人タクシードライバーとしてのデビューを果たすことができました。
英会話タクシーとしての活動開始
ある日、大阪梅田の阪急百貨店前信号待ちをしていたところ、5人ほどの観光客らしき団体がタクシーに乗せてもらえず乗車拒否をされたような光景を目にしました。
とてもお困りの様子だったので、私はその団体の目の前に停車しタクシーへお乗りいただきました。
すると「Can you speak English?」と質問されました。私はすでに英会話を取得していましたから「Yes」と答えると大変喜ばれ、いろいろな話をしながら最終的にリーガロイヤルホテルまでお連れしました。
その観光客は私をたいそう気に入ってくださったようで、私の名刺をリーガロイヤルホテルのホテルマンに手渡し「次回もこのドライバーを呼んでほしい。」と指名くださったのです。
リーガロイヤルホテルとしても、英会話ができるドライバーが大阪におらず探していたとのことで、これをきっかけに「英会話タクシー」のドライバー第1号となったのでした。
念願の通訳案内士に
大阪梅田で出会った観光客の一行というのは、実は豪華客船サファイアプリンセス号に乗って世界一周をしている人たちでした。
その人たちをタクシーにただお乗せするだけでなく、アテンドしてお客様の望まれることを英語で提供する。
こういう仕事があるのかとハッとした私は、ホームページを自分で作成し、おもてなしをするための勉強をさらにしたいと思いました。
目的地までタクシーでお運びし、案内し喜んでいただける。一緒に食事し、ありがとうといっていただける。
通訳案内士という観光ガイドの仕事をしたいと強く思うようになりました。
目的地へ行く道は当然のことながら、近道や駐車場の場所も把握しておかないといけません。
食事の美味しいお店、グルテンフリーのお店、ベジタリアンのお店などの情報も欠かせません。
コンシェルジュは何でもこたえられないといけない。
目的地である関西の3つはおさえておこう。
そう思い、英語を勉強しながら京都検定2級、奈良検定1級、大阪なにわ検定2級に合格。
8年かかって、2017年に晴れて外交官としての仕事ができる「全国通訳案内士」の資格を得ることができました。
その甲斐あって、2007年の世界陸上が開催された際には、来阪された故サマランチIOC前名誉会長をアテンド。サマランチ氏は手術を控えていたため、初日のボルトとカトリンの100mだけ見て帰国される予定でしたが、英語できるドライバーの私がいたということで滞在を延長され1週間を共に行動させていただきました。
このとき、「2020年のオリンピックの時には公用語のフランス語がいるよ」と言われたため、フランス語の4級も取得しました。
そして2021年の今はコロナ禍の渦中ですが、それでも海外から日本に来られたどなた様かが、英語のできるタクシードライバーを探しているのではないかと思いました。
私のスキルが、この日本で言葉と地理にお困りになっている方の助けになれれば幸いです。
資格・表彰実績











Link
全大阪個人タクシー協同組合
https://www.allosaka.jp/
淀川個人タクシー組合
https://www.yodogawa-kojintaxi.org/
JGA 一般社団法人日本観光通訳協会
プロフィール
https://www.guidesearch.info/profile.php?id=405&code=ja&reqdatefrom=
新日本通訳案内士協会 NPO日本文化体験交流塾 (IJCEE)